John R. Taylor「計測における誤差解析入門」の読書メモ
3.40
(3.29)式を使う.
が によらないので, が短くなると相対誤差 が大きくなる. は よりも大きく, に大きな影響を与えるため, が変化する.
3.42
(a) より
最良推定値は
誤差は
(b)
すべて と一致しているといえる.強く押すと が小さくなるのでこれらの相対誤差が大きくなり,結果として の誤差も大きくなってしまう.したがってもっと強く押しても意味はない.
3.44
(a) 左辺は ,右辺は で,この差は であるから, が小さければ両辺はほぼ等しい.
(b)は問題文中に答が載っている.
(c) 左辺は ,右辺は ,差を取ると高々 の項が残るので, が小さければ両辺はほぼ等しい.