任意の対称テンソル は,特別に決めたベクトル
を使って
ただし,
と一意に分解できる. は
を含まない対称テンソルである.すなわち,
を2個含む項,1個含む項,0個含む項というように
を分解し,それぞれが
について対称になるように項を整えればよい.
はさらにトレースゼロ部分とそれ以外とに分解することもある.
4次元の場合, は4成分あるが拘束条件
があるので3自由度である.同様に
は10成分あるが,各
についての拘束条件
によって4自由度減り,6自由度になる.したがって
の1自由度と合わせて
となり,もとの対称テンソルの自由度と一致する.
同様に,任意の反対称テンソル は,特別に決めたベクトル
を使って
に分解できる.この場合には 項は
の反対称性により禁止される.4次元では
は6成分もち,
は
により3自由度をもつので
が残りの3自由度をもつことになる.3自由度なら
を満たす,
とは異なるベクトル
でも表現できるので,
の反対称性を維持しつつ,
で表そうとすると
という形になる.すなわち
となる.ここで である.逆に
は
と表せる.これらを微分形式で書くと, などとして
と書け, を満たす.












