John R. Taylor「計測における誤差解析入門」の読書メモ
11.16
(a)
(b)
11.18
それぞれ であるが,1分あたりにすると となるので一致しているといえない.
11.20
を1時間あたりに直すと, となる.差をとると となるので, の係数率になる.石は放射性であるといえる.
11.21
本の解答はややわかりづらい.
(a) の間に カウント得たとした場合,誤差は
である.しかし はまだ得ていないので,すでに測定した で を見積もる.
次に本番で得られるであろう計数率 を,すでに測定した を使って見積もる.
バックグラウンドの場合も同様で,
と見積もられる.
求めたい量は
であり,その誤差は
である. は一定であるので,これを の最右辺に代入し,を消去する.
右辺を で微分すると
であり,これが0になるのは
の場合である.すなわち,予備的な測定 から をどう割り振ればよいかがわかる.
(b)
であるから
となる.