計測における誤差解析入門(その17) 4-10, 4-12, 4-14, 4-16

John R. Taylor「計測における誤差解析入門」の読書メモ

 

4.10

 \bar{x}=85.7,\ \ \sigma_x = 2.2.これから, 84\sim 87 の範囲にあると予想されるのは7個で,実際にこの範囲にある数は7個である.

 

4.12

標準偏差は0.14になるので, \theta を1回ずつ測定したときの誤差は  \pm 0.14 になる.

 

4.14

(a) 4.6 参照.

 

(b)  20\times 0.68=14 より,  20-14=6 個が範囲からはずれると考えられる. 8\sim 14 の範囲外にあるのは5個.

 

(c) 5%が範囲から外れるので,1個がはずれると考えられる. 2\sigma_\nu=6.8 より,  4\sim 17 の範囲外にある数は1個である.

 

4.16

(a) 最良推定値9.70,誤差0.07. 最良推定値の有効数字がデータの有効数字よりも大きいことは,4.17 に説明がある.

 

(b) 一致しているといえる.