計測における誤差解析入門(その16) 4-2, 4-4, 4-6, 4-8

John R. Taylor「計測における誤差解析入門」の読書メモ

 

4-2

(a)

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 \begin{align} \bar{x}=48.5/5=9.7, \sigma_x^2 = 0.10/4 = 0.025, \sigma_x = 0.16 \end{align}

 

(b) 電卓で計算しても同じ結果になる.

 

4.4

 \begin{align}  \bar{d}=\frac{1}{N}\sum_i d_i = \frac{1}{N}\sum_i (x_i-\bar{x})=\frac{1}{N}\sum_i x_i - \frac{N}{N}\bar{x} = \bar{x}-\bar{x}=0 \end{align}

 

4.6

平均値  10.7, 標準偏差  3.4 である.また, \sqrt{10.7}=3.3 である.

 

4.8

(a) エクセルではデータの和はSUM,データの個数はCOUNT関数がある.

 

(b) エクセルで実際に確かめるしかない.

 

(c) 「データを一つ一つ入力するごとに平均値やSDを計算してくれるが,すべてのデータを入力し終わるまでは,正しい答えを表示してくれないことが多い.」とはどういうことか?

 

データの個数が任意の場合,セルを空白にしておけばSUMやCOUNTはそのセルを無視してくれる.空白セルに数値を入力すればSUMやCOUNTの値は自動的に更新される.その意味ではデータを入力するごとに正しい平均値やSDが更新されていくはずなのだが。

 

(d) エクセルで実際に確かめるしかない.