「電磁気学の基礎 II」太田浩一 著 (シュプリンガージャパン) の読書メモ
18.11節.粒子数保存則から,展開の最低次で
であり,閉じ込め定理から
である.これらからP595の2番目の式を線形化する.
を時間で偏微分する.右辺第1項は
右辺第2項は
となるので,
となる.両辺を で割るとP595の の式になる.
磁場の方向を 軸方向, を 軸方向に電波する正弦波 であるとする. とすると,
と取ることができる. として
となるので, の式は
となる.
18.12節.磁化と分極は電磁場と同じような変換性をもつので,おそらく磁化と分極を合わせて一つのテンソルがつくれると思われる.