「電磁気学の基礎 II」太田浩一 著 (シュプリンガージャパン) の読書メモ
(18.17)式を導く.
ここで, とした.さらに とすると
となる.磁場についても
である場合,同様な計算により
となるので, とすると,
となる.
(18.19)最初の式の左辺第2項の分母は である(真空中で ).(18.19)とファラデイの法則 と より,(18.20)が得られる.
P583でガウス波束を例にあげているが,
としたほうが正確である.このとき
である.また
となるので( とした),
より
となる.すなわち
である. とおくと, であるから,
となる.ここで
とした.係数の は,
と表すことで を指数に移動させることができる.これは
を使っている.以上により
となる.