「電磁気学の基礎 II」太田浩一 著 (シュプリンガージャパン) の読書メモ
(18.13)の置き換えで となることはすぐにわかる.また
であり,
を使うと
になる.
正弦波の電磁波について境界条件は,境界面で位相が等しいという条件
が境界面上の任意の で成り立つ.これから
となる.また,境界の位置を の平面上にとり, とし, の向きを 平面上にとると, 成分について
であり,これは入射角 ,反射角 ,屈折角 で表すと
になる.入射と屈折は同じ媒質内なので であるから, となり
となる.これから
が得られる.
光学活性の場合について,ファラデイの法則から
となる. の両辺を計算すると
となるので
すなわち
となる., より の表式を得,2次方程式を解いて の2次以上を無視すると の表式を得る.
とおくと
となる. とすると
である.光が物質中を だけ進むと
だけ偏光面が回転する.