「電磁気学の基礎 II」太田浩一 著 (シュプリンガージャパン) の読書メモ
17.3節.P537.(17.11)を で微分する.
から,
となる.左辺は を使うと
となるので,
となる. とすると, を使って となる.また, とおくと
である.本では の指数が違う.
コンプトン散乱について,まず(17.15)から を消去する.
(17.14)を変形して
となるので,これらから
を得る.この式と(17.14)を使って を消去すると
となり,整理すると の式になる.
17.4節.(17.17)の両辺を時間で微分し
ラーモアの公式(14.24)を使う. に相当するのは遠心力による加速度 であるので,
となり, を使うとP539の2番目の式になる.負号は減少を表している.
P540.加速度の式と量子条件から
となり, (17.17)から
であるから,リュードベルイ定数の表式を得る. が大きいとき
であり,(17.16), (17.17)から ,(18.17)から なので
になる.
量子条件はP540の2番目の式から