「電磁気学の基礎 II」太田浩一 著 (シュプリンガージャパン) の読書メモ
15.11節.速度の変換,光円錐と因果関係,固有時など.流水中の光速度の,相対論的な導出.
15.12節.電磁場と速度の変換則からローレンツ力の変換則を導く.電場について
となる.ここで
を使った.磁場の項について
となるので,合わせると
になり, の表式になる.
P479,上から5番目の式では
より
tとなることを使う。
15.13節.力と速度の変換則がわかると運動エネルギーの時間微分の変換則がわかり,運動エネルギーの形が決まる.
P481に(15.12)を引用している部分があるが,おそらく誤植である((15.25)か?).
一様磁場中の荷電粒子の運動は,相対論的であってもらせん運動である.