「電磁気学の基礎 II」太田浩一 著 (シュプリンガージャパン) の読書メモ
14.4.2節後半.電気4極子の放射.ベクトルポテンシャルは(14.16)の が になる.電気双極子放射の場合のようにヘルツベクトルを
とおくと
となる.
によって磁場 を得,電場は によって得られる.
ポインティングベクトルは
となる.ベクトル を定義すると
であるから,成分表示で
である. の対称性からこの形が決まり,係数は例えば と を縮約し, と を縮約すると
になることによる.これから
となる.ここで を使った.本の表式と係数が合わないが,今のところ誤りを見つけられない.グリフィスではこの計算は見当たらない.