合流型超幾何微分方程式
の解として
を仮定する.
より\eqref{1}は
となり,変形すると
となる. の項が0になる条件(決定方程式)は
である.漸化式は
で与えられる.
の場合,\eqref{2}は
となる. は0や負の整数ではないとする. は上昇階乗べきである.これより
と書ける. は合流型超幾何関数(クンマー関数)で
である.
次に, の場合,\eqref{2}は
は2以上の整数ではないとする.( の場合は の場合に一致する.) これから
である.\eqref{3}, \eqref{4}より一般解は を定数として
となる.