2階微分方程式
に存在する特異点
確定特異点: で の少なくとも一方が発散し,かつ がどちらも有限のとき, は確定特異点である.
真性(不確定)特異点: の少なくとも一方が で発散するとき, は真性(不確定)特異点である.
無限遠での特異性をみるには, と変数変換する. とおくと
より,これらを\eqref{1}に代入すると
となり,この式での における特異点の有無は での特異点の有無に対応する.
合流型超幾何微分方程式
の両辺を で割ると
となるので, は確定特異点である.\eqref{1}に対応して であるから
となり, は真性特異点である.