計測における誤差解析入門(その41)12-8, 12-10, 12-12, 12-14

John R. Taylor「計測における誤差解析入門」の読書メモ

12.8

P295の表に5%ぴったりの値はあまりなく,内挿する必要がある.以下の値は別のところからひっぱってきた値である.

例えば,https://www.di-mgt.com.au/chisquare-calculator.html

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12.10

12.6 (a)より  d=1 であるので  \tilde{\chi}^2=\chi^2=10.0.この大きさの  \tilde{\chi}^2 が得られる確率は0.2%であり,1%有意水準で棄却される.

12.12

12.7 より  d=2 であるので  \tilde{\chi}^2=1.2. この大きさの  \tilde{\chi}^2 が得られる確率は約30%であり,5%有意水準で棄却されない.さいころはいんちきであるといえない.

12.14

(a)  \chi^2=161/4^2=10.1

(b)  \tilde{\chi}^2=\chi^2/5=2. 自由度5で  \tilde{\chi}^2=2 以上になる確率はP295の表から7.5%である.