オープンライブラリ

18章の最後のあたり,物質中の電磁場のエネルギー運動量について文献を探したが、日本語の本は思いのほか少ない.


今井功,「電磁気学を考える」(サイエンス社 1990)


にある程度載っているらしいのだが,残念ながら閲覧できる環境にない.18.15節で引用されていた,


P. Penfield and H.A. Haus, "Electrodynamics of Moving Media" (MIT Press 1967)


が基本文献のようだが,これはインターネットアーカイブで「貸出」の形で読むことができる.この貸出については批判もあるが,大きな大学に在籍しているのでもなければこうした本に気軽にアクセスすることは難しいので,個人的にはありがたい.


2020.1.13 補足

 今井功氏のWikipediaを見ると「電磁気学を考える」は岩波書店になっている.また,中山正敏 著 「物質の電磁気学」(岩波書店 1996)では裳華房となっている.上でサイエンス社と書いたのはアマゾンを参考にしたものであるが,画像検索をしてもサイエンス社で間違いないようである.