「電磁気学の基礎 II」太田浩一 著 (シュプリンガージャパン) の読書メモ
14.1節.球面波のグリーン関数(14.4), (14,5)は(B.64)で導出している.
14.2節.電流が流れ始めると定常状態になるまで電場が生じる.
後半,負の 軸を原点に向かって電流が流れ,原点に電荷がたまる.その電荷がつくる電場を計算すると,遅延効果による項が消えてしまう.
14.3節.電場を縦,横成分に分けて考えると,遅延効果が消えてしまうように見える.しかし物理的に意味があるのはこれらの電場の和であるので問題ない.
14.4節.(14.10)は(14.8)において
を使って得られる.同様に(14.11)は(14.7)において
を使って得られる.